「住みつなぐ家」古民家再生リフォーム
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概要
コメント | 「住み繋ぐ家」●先祖代々住み継がれてきた旧家ならではの「木の重厚感」や「先人達の知恵と技術」を、現代の暮らしに合った機能や設備を取り入れて次世代に受け継ぐためのリフォームです。旧家や古民家と言われる築80年以上の建物のほとんどは当時の図面は残っていません。そのため、まずは建物の徹底的な調査から始まり、それを基に図面に起こし、建物の改良ポイントを定めていきます。これが非常に労力のいる作業となります。●旧家において基礎は俗に「石場建て」と言われる、柱が床下まで伸び、基石(玉石)で建物を支え、その柱間に「足堅め」といわれる床下地を兼ねた構造的な横木を入れて組んでいました。このような旧家の修復工事では、先人たちの知恵や工夫、技術力の高さを垣間見ることができ、とても勉強になります。●家の骨組みは間仕切りの変更に合わせて、構造強度を見直し、耐力壁を増やしました。また床下全面に防湿コンクリートを打設し、地面からの湿気を遮断します。●新しく床下断熱材も充填し、壁、天井の断熱材も最新のものに取り換えました。●既存の板壁は解体し、和風に合う高耐久性のサイディングを採用しています。●旧家の間取りは、和室の続き間が多く、使いづらく段差も多い為、今回の工事で問題点を解消しました。●室内は「白」をベースに、大理石調のフローリングをチョイス。木組みタイコ梁の見どころ溢れるLDKの吹抜け天井。など・・・モダンな古民家スタイルの誕生です。◆画像紹介①リビングのダイナミックな丸太梁と吹抜け天井 ②リビングのアクセント壁とカーテン。 ③3枚扉の引込戸をオープンにするとおよそ24畳のLDKとなります。 ④主寝室⑤主寝室に備わる書斎コーナー⑥ダイニングの風景。 ⑦旧外観。 ⑧新しくなった外観。 ⑨母屋と併設してあった古い建物。のちに解体後、駐車場として利用。 ⑩新しくなった駐車スペース |
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