子育て世代の快適リノベ

対面キッチン

建坪25.5坪とコンパクトな平屋を「子育てしやすい家」をテーマにリノベーションしました。 二世帯住宅にもなる為、限られた空間に様々な工夫を凝らしています。





キッチン

子育て世代におススメの間取りは対面型キッチンのLDKです。赤ちゃんや小さい子どもがいる場合は、料理をしながら様子がわかるため安心できます。

また、子どもが学校に通うようになると、リビング学習を見守りながらご飯の支度をすることも可能です。

LDK

今回のリフォーム工事では、既存の台所と居間にあった間仕切り壁は取り払い、LDKタイプの間取りへと変更しました。

思い切った間取り変更や、水まわりの集中的なリフォームを行うことで、子育てのしやすさはグッとUPします。

洗面室

流行りの造作カウンタータイプの洗面室も人気ですが、限られた空間を有効活用する場合には、お手入れも楽な収納セット付の洗面化粧台にすることもおすすめです。

子育てしやすい家を意識してリノベーションするときには、配置を工夫して収納スペースを多く確保しておくことも大切です。

パントリー

キッチン横にパントリーを設けて家事効率アップ。

また、子育てしやすい家にリノベーションするときには、内装に使用する素材にはできるだけ自然なものを使いたいと考える人が少なくありません。今回使用した床材はイクタのエアウォッシュフローリング。画期的な新技術「暗所対応型の最適化複合光触媒」を採用。独自の酸化チタンが蛍光灯やLED照明などの室内光にも反応して、 床に蓄積するウイルス・菌・VOC(シックハウスの原因物質)・臭いの原因物質を除去します。

LDK

リビングの天井はあらわし梁+勾配天井仕上げ、調光式の間接照明で落ち着いた空間を演出することも可能です。

ダイニングスペースにはお気に入りのペンダント照明。

寝室

6畳の寝室。ベッドを据えて家具を配置すると窮屈になる為、TVは壁掛け式、AVボードは壁埋込にしました。

玄関

今回の工事では9.5㎡を増築し、増築部分に玄関を配置しました。

エントランス

ゆったりした通路幅と段差を無くしたスロープ仕上げのエントランスに仕上げています。

アクセントの縦格子も好印象。

浴室

可能であれば、汚れやカビの付きにくい仕上げ材、高断熱浴槽、暖房換気乾燥付き換気扇など、手入れのしやすさや快適・省エネ性を重視した設備を選ぶのもおすすめです。

国の補助金制度を利用できるうえ、掃除の手間が省けて、家事がより効率的になりますよ。

WC

グレーを基調にしたシックな空間のWC。造作カウンターがアクセント。

LDK

画像左奥のLDKスペースは将来の子供部屋として間仕切りできるように準備しています。

子育てを意識したリノベーションをするときには、子どもの成長を見据えて可変性の高い間取りにしておくことも大切です。

対面キッチン
キッチン
LDK
洗面室
パントリー
LDK
寝室
玄関
エントランス
浴室
WC
LDK

場所

長崎県北松浦郡佐々町

構造

木造平屋建て

工事概要

住宅性能向上リフォーム工事 

・この物件は長期優良住宅化リフォーム推進事業※1の補助金を活用しました・補助金額150万円

※1 良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備等を図るため、 既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームや子育て世帯向け改修に対する支援を行う事業です。

子育て世代のリノベーションポイント

コメント

子育て世代にとって、お子さんと一緒にいられる時間はかけがえのないもの。おうちの中でも、のびのび過ごしている姿を見たいですよね。子供を見守りやすい環境に整えたり、家事の時間を短縮して一緒に遊んだりするために、リフォームやリノベーションでできることは色々あります。

「子育てしやすい家」をテーマにしてリノベーションするためには、まず押さえておきたいポイントは4つ。

①リビングとキッチンを対面にする

 日本では、壁に向かって立つ壁付きキッチンが主流でしたが、近年は対面キッチンを選ぶ人が増えました。とくに小さな子どもがいる家庭では、料理で目を離している間に、何か危険なものを触らないか、おもちゃを飲み込んでしまわないかと気になる人が多いでしょう。そういったときでも対面キッチンのLDKだと、子どもの様子を見守りながら料理できるので安心です。また、子どもにとっても、親の顔が見えるのは精神的な安心感を得られます。

②子どもの成長を見据えた間取りにする 

子どもの成長を見据えて可変性の高い間取りにしておくことも大切です。 今は小さな子どももやがて成人し、いつかは家を出ていってしまうものです。

リビングとの間は可動式の間仕切り壁にしておけば、子どもが小さいうちは開け放ち、成長したら間仕切って個室に変更できるのでおすすめです。 子どもの人数によっては、さらに子ども部屋の中にも可動式の間仕切り壁を設けておけば、個室を持ちたがる年齢になったときに簡単に部屋を区切れます。 子どもが成長して独立したあとは、間仕切り壁を取り払えば、広いLDKへと簡単にリフォームできるのもポイントです。また、リビング脇に和室があると、子育て中にも何かと役に立ちます。 赤ちゃんのおむつ替えやハイハイの練習、少し大きくなってからは寝転がって遊べるなど用途が広く、また畳のほうがクッション性があるため、フローリングの上で過ごすよりも安心です。

③収納スペースを増やして配置を工夫する 

子どもがいると、家にものが増えがちです。小さなころはおもちゃや絵本。学校に行き始めると学用品やスポーツグッズ、習い事の道具など、どんどんものがあふれて収拾がつかなくなってしまいます。 せっかくおしゃれにリノベーションしても、いつも乱雑に散らかっているようでは残念ですし、教育上よいとは言えないですよね。 片付いてすっきりした家にするには、家全体の収納力を上げたうえで、子どもでも簡単に片付けできる仕組みを整えておくのがおすすめです。 かといって家具を増やしてしまうと空間が狭くなってしまいます。

間取りから考える収納の工夫には、小上がりや小屋裏のスペースを有効に活用する、面積に余裕があれば、玄関に広めの土間収納を確保する、等が効果的です。

④水回りをコンパクトにまとめる

トイレや浴室、洗面所、ランドリースペースといった水回りは、近くにまとめるコンパクトな設計にすることも、子育てしやすい家にリノベーションするポイントです。

子育て中は、親の家事の負担も大きくなりがちです。1日に何度も行き来する水回りが離れて設置されていると、移動距離が延び、子どもから目を離す時間も長くなってしまいます。

子育てと家事、そして仕事を両立させるには、少しでも家事の負担を減らすことを考えましょう。


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